ニュースの概要

アメリカの宇宙企業「スペースX」が打ち上げたロケットの残骸が、月面に衝突していたことが分かりました。アメリカ航空宇宙局(NASA)が公開した画像によると、月面には幅が約18メートルにも及ぶ大きなクレーター(凹み)ができています。宇宙のゴミ(スペースデブリ)が月面に衝突した証拠として、世界中で大きな注目を集めています。

詳細と背景

今回月面にぶつかったのは、スペースX社が打ち上げた「ファルコン9(Falcon 9)」というロケットの一部です。このロケットの残骸は、2015年に打ち上げられたあと宇宙空間に取り残され、地球と月のまわりをコントロールできない状態で何年も漂っていました。そして今年(2022年)の3月頃、ついに月面に時速約9,000キロメートルという猛スピードで激突したとみられています。

実は、ロケットの部品が月にぶつかること自体はこれまでもありました。しかし、今回は衝突によって「どのような跡(クレーター)ができるのか」をNASAの探査機が初めて鮮明に撮影することに成功したため、科学的な資料として非常に価値が高い出来事となっています。

今後の影響と考察

今回のニュースは、一見すると「遠い月での出来事」のように思えるかもしれません。しかし、私たち地球の未来にとっても非常に考えさせられる問題です。いま、地球のまわりや宇宙空間には、役割を終えた人工衛星やロケットの残骸(スペースデブリ)があふれ返っています。

宇宙へ行くロケットや人工衛星が増えれば増えるほど、こうした「宇宙のゴミ」も確実に増えていきます。今回はたまたま誰もいない月面だったから良かったものの、もし地球のまわりのゴミが増えすぎて活動中の人工衛星にぶつかったら、私たちの使っているスマホのGPSや天気予報、インターネットなどに大きな影響が出るかもしれません。今後は、宇宙開発を進めると同時に「ゴミをどう片付けるか」というルール作りや技術が、人類にとってますます急務になっていくと言えそうです。

引用元:月面にスペースX「Falcon 9」の衝突痕…NASAが幅18メートルのクレーター画像公開 |Seizo Trend – ビジネス+IT

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